2022.09.16

スキルアップのポイント!!

~スキルアップのポイントは「自己評価」。エンジニアとしてさらに成長する~

 今の自分は成長してるか?これから先どうするれば良いか?
自分のやれること、これからの事悩むことが多いですよね。
そんな方に向けて成長するために、いまするべきことを考えてみましょう。

■まずは自分は今何ができるのか一度振り返ろう

 これまでに自分がやってきたことを振り返ってみましょう。
 成功したこと、失敗したこと、自分のスキル、苦手なスキル、何に楽しみを感じたか、何を遠ざけてきたか。
様々な面から徹底的に自分の事を考えてみてください。
 今の自分は何ができて、また何を乗り越えてできるようになったかを考えることで自身の強み、弱み、どうやれば改善できる、どのようなタイミングであればその気になり乗り越えていけるのか、自身の現状を把握することができ、ようやく自身との考える次のステップにたどり着けます。
 30代のSE・プログラマーにおいては、基本的には即戦力レベルの人材が求められます。
それを踏まえた上で、30代になるとこれまでのキャリアを活かし、リーダー、マネージャーとしてのスキルがあるかどうかも求められます。
 20代SE・プログラマーと異なり、自身がどのようなポジションでスキルを培ってきたか、そしてそのスキルの使い方、またその技術を教えられるマネジメント能力がキーになり重要なことは自身で経験をしていることです。
その為、当然のように現状のできる強みを把握する必要があります。

■エンジニアが活躍できるための要素って?

現状を把握したうえで、次の要素で考えてみましょう。

「経験」「技術力」
 例えば、「上流工程の設計から下流工程のプログラミング」までを30代前半までにひととおり経験していると、現場では有利となりますが、仕事の選択肢が増えるので自身で仕事の制御をする必要があります。
 また、20代で開発に携わり、30代でプロジェクトリーダーをやったことがあるなどはポイントとして高くその先のステップも見えやすくなると思います。

「マネジメント」
 20代よりも高い視点で動くことが求められる30代にとって、マネジメントスキルは非常に重要です。
多くのプロジェクトを経験した中でPMなどのプロジェクト全体の管理業務(マネージャー)をしていれば、現場では常に重要視されます。
 大きく分けてこの3つの要素は重要なポイントになりますので、前述した自己分析を当てはめて自分はどの要素が足りていて、どこを強化するのかを考えることが良いと思います。

■具体的に中期目標、キャリアプランを考えてみましょう

 30代前半までエンジニアとして活躍してきた方のキャリアアップの方法は大きく2種類だと考えられます。
 ゼネラリストとして、マネジメントなど幅広く活躍をしていくかスペシャリストとして専門知識を圧倒的に磨いていくのか。
 さらにわかりやすく伝えると、ゼネラリストとして活躍するにはコンサルティング方面から、プロジェクトの管理をしていくマネジメントスキルの強化。スペシャリストととしてなら、圧倒的な技術力をもち専門分野に特化したテクニカルな領域を強化していくか。
 ITは日進月歩、日々新しい情報が出てくるので深堀すればするだけその道は開けます。
 30代前半という年齢であれば、まだまだキャリアをどうするか考え、選択できる状態です。ゼネラリストを目指すのであれば、高い問題解決能力とどこまで業務を遂行しきる能力をつけられるか。単にエンジニアとしての技術力だけではないため、言語化する能力、思いを伝え完遂するメンタルを強化してください。
 スペシャリストであれば、前述したとおり新い技術は常に出てきます。今はAI、フィンテックなど常に高くアンテナを張り、やったことないから必要ないからと考えず新しい技術を取り入れ個人で利用するなどどんどん実践してテクニカルスキルを今以上に伸ばしてください。
 30代はこのプラン選択が非常に重要になってきます。よく考え、それこそ自分の得意なこと、乗り越えたことを踏まえた上で自分にはどちらが向いているのかを節目となる35際前後で決断し、キャリアを伸ばしていくことが良いでしょう。


■【まとめ】

 いかがでしたでしょうか。
 30代とは、今後のキャリア形成を考えるうえで非常に重要でかつ、方向性についての悩みが出てくる世代です。
ここでの選択と中長期のプランを考えることが後の将来をというのは言い過ぎかもしれませんが、今の段階で考えて置くほうが良いと思います。

余談:重要:キャリアプランも重要ですが、ITエンジニアの仕事は分かっていると思いますが、顧客あっての仕事です。
何が言いたいかと言いますと「現場で必要な人間となる」と言うことが最も重要と考えます。「現場で必要な人間になる事」とは、エンジニアの経験を積んでいく中で、顧客又はプロジェクトの考えを理解して仕事を行うと言う事。
そして、顧客の考えを理解すれば仕事をする上で先手が打てるようになり、この行動が信頼に繋がって行くと考えます。また、仕事を行って行く上でミスすることもあると思いますが、大事なのはミスした後のフォローを最後まで行うと言う意識が、必ずエンジニアとして成長させてくれます。
これは、ITエンジニアに限ったことではなく、全ての仕事に通じることと思います。


 キャリアプランから少し外れてしまいましたが、まずは自身の強み、スキルや経験の棚卸を行って下さい。
 改めては把握することで選択がしやすくなります。
 その後、求められている要素を理解し、自身中長期のキャリアプランを考えていくと良いと思います。
 また、今後、AI、DX等、及び量子の技術等、さらなる進化で仕事の内容が大きく変わる可能性がありますので、周りに目を配り、新たな情報に注視していくことが必要ではないでしょうか!!