2022.06.15
エンジニアに嫌われる上司の7選
この記事を読んでいるみなさんは、エンジニアの部下がいて、どうしたら彼らに好かれるのか、考えているのではないでしょうか。
好かれる方法を知ることも、もちろん大切です。ただ、どうすると嫌われてしまうのか、その理由を明らかにしないと、せっかく好かれる方法を学んだとしても、効果が半減してしまいます。
そのため、本記事では、エンジニアの部下が嫌う上司の特徴を7つにまとめました。
きっと、今後の部下との関係に役立つと思いますよ。
・【その1:コミュニケーションが困難】
エンジニアに嫌われる上司の特徴として、最も挙げられていたのは、「コミュニケーションに難がある」ことです。タイプとして2つのパターンがあります。
1つ目は「唯我独尊タイプ」です。
このタイプは、部下を信頼せず、一人で判断を下し、情報を独占します。当然、作業を行なっているのは、部下たちなので、唐突に上から指示が降ってくるだけの状態は、居心地が悪いですよね。
2つ目は「意思疎通が困難タイプ」です。
このタイプは、人とコミュニケーションを正常にとることができないことが、特徴です。例えば、不快な発言(パワハラ/セクハラなど)をしたり、常に不機嫌であったり、理不尽な叱責をしたり、します。これは、部下にとっては、大きなストレス要因となるでしょう。
・【その2:責任感がない】
責任感がない上司は嫌われます。確かに、プロジェクトマネージャーなどは、あらゆる人たちと折衝しなければならないため、責任は重大です。
しかし、その責任から逃れようとしたり、失敗を部下のせいにしたり、することはいけません。
責任感を持って仕事をしましょう。でないと、部下の信頼を一挙に失ってしまいますよ。
・【その3:能力不足】
上司の能力不足も部下から嫌われる要因となります。大きく分類すると、能力不足は次の2点が挙げられます。
1つ目は、マネジメント能力の不足です。
システムプロジェクトでは、マイルストーンが細かくきられており、それを達成するために、人的リソースをどのように配置するか、がとても重要です。そのやり方が拙いと部下に、使えない上司、というレッテルを貼られてしまいます。
2つ目は、知識の不足です。
システム開発では、専門的な知識が必要とされます。それは、業務知識や技術知識です。
業務知識に関しては、理解している上司は多いと思います。
しかし、システム開発の現場を経験したことがない上司は、技術知識を持っていない場合が多いです。
そうすると、正しく部下に指示を与えることができません。
それどころか、部下の質問にもクライアントの質問にも、答えることができないので、頼りなく思われてしまうでしょう。
・【その4:部下の手柄を横取りする】
これは、IT業界に限らず、どこでも言えることでしょう。上司は決して部下の手柄を横取りしてはいけません。
そういった行為をした場合、その上司に対する評価は、地に堕ちます。
短期的な目線で手柄を横取りすることと、長期的な目線で部下と良好な関係を築いていくことは、どちらが重要でしょうか? もちろん、後者ですよね。
・【その5:行動力がない】
口ばっかりで、行動力がない上司も嫌われます。
実際にコードをかける上司でしたら、部下に対する指示だけではなく、自分も実装に加わったり、もしコードが書けなければ、クライアントとの関係を良好に維持する、具体的な指示を部下に命じたりする、などできることはいくらでもあります。
そういった努力をせずに、口だけ達者な上司であれば、好かれるはずはありませんよね。
・その6:顔色を伺ってばかり
顔色を伺ってばかりの上司もいい印象は持たれないでしょう。
自分の上司の顔色ばかり伺って、その上司の意向通りに、部下に指示を出す。明らかに、理にかなっていない指示だとしても、顔色を伺ってばかりの上司には、関係ありません。
また、同様に、クライアントの顔色を伺ってばかりなことも問題です。
システム開発では、仕様の変更があると依存するプログラムすべてが修正対象になるので、かなり大掛かりな手術になります。
これを踏まえずに、クライアントの顔色を伺って、常に仕様変更を求める上司は、やっかいな存在でしょう。
・【その7:嘘をつく】
自分の評価を上げるために、事実を捏造して、部下に語る上司も、歓迎されません。
部下は、明らかに嘘だとわかっているのに、上司だからという理由で、その嘘を聞かなければなりません。
これでは、精神的にストレスを感じてしまいます。
嘘をつく上司に対する評価は「器の小さな人間」といったところでしょう。
まとめ
最後までご覧いただき、ありがとうございます。本記事では、エンジニアに嫌われる上司の特徴を7つ挙げました。
エンジニアの部下に好かれたいと思っている方は、本記事で紹介したような、嫌われる上司の特徴をとらないように、意識的に気をつけましょう。
部下との関係が良ければ、日々の業務も円滑に行えます。ぜひ、実践してみてくださいね。
まあ、基本的には周りの事はあまり気にせずに、道理を就くし嘘のない行動を取ることが良いのではないでしょうか!